【初代北斗の拳 その1】昔の北斗に想いを馳せる
【北斗の拳 新伝説創造】を打っていると、復活演出でリンが随分カクカクしてました。
最近スロットを始めた方は、「サミーの開開発、疲れてるんだな…」と思うかもしれませんが、これは【初代北斗の拳】の復活演出なんです。
その後のケンシロウが立ち上がるところも初代の北斗の画像で、とても懐かしく感じると同時に、あの頃を思い出しました。
私にとって【初代北斗の拳】はスロットの原点でした。
当時の私はパチンコは打っても、スロットは一切打つことがありませんでした。
なぜならスロットは、「自分で7を揃えないといけない」、「当たりがわかりにくい」、「
スロットコーナー自体が入りにくい」など
初心者お断りな雰囲気がたくさんありましたが、もっとも大きな理由が『面白そうな台がなかった』でした。
もちろんその当時は初代の獣王や、アラジン、サラリーマン金太郎、吉宗など人気機種が数多くありましたが、パチスロ初心者で若造の私が高いハードルを越えてまで打ちたいと思える機種はありませんでした。
そんな私が、仕事場近くのパチンコ屋の前を差し掛かった時、ふと目に止まったのが、巨大なケンシロウのポスターでした。
直撃世代ではありませんでしたが、原作が大好きだった私は、
「北斗の拳がスロットになったんだ…。」
と興味をそそられ、思わずスロットが設置してあった薄暗い地下への階段を降りていました。
その店の地下は200台は設置できそうな地下フロアだったのですが、なんとその全台が北斗の拳という度肝を抜かれる光景が!
今では絶対にありえない事ですが、当時の4号機全盛期に、設置台数で62万台という記録を作った【初代北斗の拳】では、当たり前の光景でした。
圧倒された私ですが、パチンコは打ってましたのでデータランプを見て、その日当たっていた台に座り、恐る恐る打ち始めました。
受動的なパチンコと違い、メダルを入れてこちらがレバーオンすると演出が始まる事に感動していると、3000円ほどで対決に勝ち、大当たりしました。
目押しなど一切してるはずもなく、北斗カウンターなどもありませんので分からなかったのですが、どこがで2チェ(この当時は中段チェリーと呼ばず、払い出し枚数で呼ぶ言い方が主流でした。)を引いていたようです。
パチンコなら激アツ演出が出まくるところ、あっさりと当たったので驚きましたが、当時のパチスロは小役の色矛盾や、第3停止演出や、リール消灯矛盾など淡白な演出で当たりを告知するのが主流でしたね。
ボーナス確定画面になり、ここでパチスロ初心者が洗礼を受ける自力で7を揃える苦行に。
しかし初代北斗の赤7はとても見やすかったので、何回かの挑戦で揃える事が出来ました。
しかも北斗の場合はボーナス確定と画面に出てくれていたので、揃える事に集中出来たのも、早めに揃えられた要因でした。
この時は私はパチスロを敬遠してた大きな理由だった、当たりが分かりにくい、7を自分で揃えないといけないをクリアした事で、一気にパチスロが楽しく感じられました。
その2に続きます。